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基本方針
活動方針

【令和8年度 活動方針】

 はじめに、令和7年度の中学校部会全事業が、全国49支部の中学校音楽教育研究会等に支えられ、大きな成果をもって終了することができましたことを、心より感謝申し上げます。
 昨年10月には、令和7年度全日本音楽教育研究会全国大会佐賀大会[小学校・中学校・高等学校・大学の総合大会]が開催されました。大会主題「育てよう 音楽と豊かに関わる子ども」のもと、授業研究に特化した大会と銘打っていただき、大変素晴らしい実践研究を発表いただきました。「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善と「個別最適な学び」「協働的な学び」の一体的な充実を通して研究を重ねられ、生徒にとって意味ある授業、身に付けさせたい力が確かに身に付く授業を目指した不断の見直し、授業改善を図られてきた成果は、全国の先生方の多くの共感を生むとともに新たな実践への大きな示唆となりました。授業者や研究チームの考え抜かれた「問い」により、ひとりひとりの生徒の主体性が起動し、輝きのある意志的な眼差しで学習課題に取り組む生徒の姿に、教育の本質と未来に向かう音楽科教育のさらなる可能性を体感させていただきました。参加者総数860名超の盛況。佐賀県音楽教育研究会、大会実行委員会の皆さまのご尽力、そしてここまで研究を繋いでくださった各研究会の皆さまに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
 令和6年12月の諮問を受け、中央教育審議会において、学習指導要領の改訂に向けた審議が進められています。各部会の進捗状況や資料、そしてアーカイブ動画共有をできるのは、本当に時代のなせる技です。早ければ今夏にも出される答申にむけて、議論も具体性をおびてきています。先月、所属自治体の教育研究会でも教育課程全体にかかわる部分について、審議の要点をつかみ、今備えておくべきことを学ぶ研修会をもちました。その中で強く感じたのが、一見複雑に見えるそれぞれの概念や論点が、音楽科教育の実践的視点を通すと、無理なくつながる、あるいは一層効果的な実践の創造につながるヒントとしてイメージしやすいという嬉しい発見でした。そしてやはり重要なのは「主体的・対話的で深い学び」です。いま全国の学校で取り組んでいる授業改善の視点を大切に、子どもたちひとりひとりの学びの姿を一層真摯に受けとめ、その先生とその生徒、その時に生まれる適切な「問い」が子どもの主体性を力強く起動させます。質の高い実践が日本全国で日常的に、そして発展性をもって今後も広がっていくよう、全日音研も力を尽くしましょう。
 令和8年10月29日(木)・30日(金)には奈良県において全国大会奈良大会が、大会主題「音楽で培おう シンの力(心・伸・信・深→真の力)」を掲げて開催されます。《継続的研究の視点3項目(第2期)》の3年目となります。各支部、先生方の参加を募り、多くの先生方が日頃の指導について学びあう機会にしていただくよう、お願いいたします。


中学校部会では主な活動として次の内容を示します。

1. 音楽科授業実践の工夫を中心に情報収集と発信を行う。

(1)各支部の情報の収集を行い、授業実践の工夫を迅速に全国に発信する。

(2)「全国中学校音楽教育要覧」の発行、会報の発行、
    インターネット等を活用した情報の発信を行う。


2. 中学校部会各支部や各校種の部会等と、課題共有を図る。

(1)6月の全国理事会をハイブリッド形式で開催し、多くの参加者と意見交換を行い、
   研究推進上の課題等について状況を共有する。

(2)全日音研本部の本部役員会(旧部会長)での情報をお知らせして
    課題を共有していく。


3. 全国大会開催県である奈良大会実行委員会と連携を行う。

(1)各支部の協力をいただき、 第二次案内の全国支部内への
   データ配信をお願いする。


4. 全日本音楽教育研究会の持続可能な運営について、本部と連携し、
  課題や改善の手立てについて検討を進める 。